走行中に起こる下半身の痛みについて
バイクで走行していると出てくる痛み。痛みが出てくると楽しくツーリングがつらいものになってしまいます。
走行中の痛みの原因と対策について解説していきます。
腰の痛み
長時間の走行で出てくるのが腰の痛み。その原因は姿勢。長時間、同じ姿勢でいると腰への負担が大きくなります。
だからといって、走行中にシートで動き続けることはできません。
対策としては、ライディングフォームを見直すこと。着座位置に腰を下ろして、ハンドルに手を添え際、少しひじを曲げるようにします。
下半身はバイクをホールドし、上半身は力を抜くと猫背気味のフォームになるのではないでしょうか。この状態なら腰への負担を軽減できます。
信号待ちで上体をねじるストレッチも効果的です。
お尻の痛み
腰の痛みと同じく長時間の走行で出てくるお尻の痛み。こちらも、同じ姿勢で長時間いると発生します。
原因はお尻とシートと接する面の血行が悪くなるためです。
対策としては痛みが出てから休憩しても回復に時間がかかりますので、痛みが出る前に休憩をとることです。
休憩地点で観光すれば、お尻の回復を待ちながら休憩と観光ができます。
その他の対策としては、マッサージやストレッチして血行をうながすといいでしょう。シートに体重を分散させるクッションを装備するのも効果的です。