腹筋強化に腹筋ローラー
腹筋ローラーの効果とは
腹筋ローラー(別名アブローラー)とは、主に腹筋を鍛えるためのアイテムです。
さまざまな筋トレ器具の中でも比較的手ごろな価格で入手することができるため、初心者でも購入しやすい器具の1つとして人気があります。
腹筋ローラーで鍛えることができるのは、以下の5つの部位です。
1つ目は腹直筋で、まさにお腹の中央にある筋肉です。
この腹筋ローラーで鍛えることのできるメインの部位と言っても過言ではありません。
2つ目は腹斜筋で、腹直筋の横、つまり身体の脇腹にある筋肉のことです。
ひねる動作を行う際に使用する筋肉と言えばわかりやすいと思います。
3つ目は広背筋で、文字通り背中の筋肉です。
肩甲骨を動かす筋肉の1つとして、重要な働きを担っています。
4つ目は脊柱起立筋で、背骨の両側に沿って存在する筋肉です。
背中の筋肉の中でも最も大きく縦に長い筋肉ということからも、その重要さがうかがえます。
そして5つ目は、上腕三頭筋です。
腹筋ローラーは使用の際に腕も使うので、腕の筋肉である上腕三頭筋にも刺激を与えて鍛えることができるのです。
効果が出始めるのはいつごろ?
腹筋ローラーを使用してトレーニングを始めたとしても、すぐに効果が出るわけではありません。
一般的に、筋トレの効果が出始めるまでの期間は約3ヵ月後です。
そのため、腹筋ローラーを使用して体型を変えたいと思っている場合は、長期的な計画を立てる必要があります。
最初は何の変化も見られなくて辛いかもしれませんが、長期的に続けていくことで大きな成果を得ることができるので頑張りましょう。
また、3ヵ月後と言っても、始めた時の体重や体脂肪、そしてその人の生活習慣によっても筋肉が鍛えられるスピードが異なります。
たんぱく質など筋肉をつくる栄養素をしっかりとることも大切なので、栄養バランスを意識した食生活も合わせて行っていきましょう。
初心者でもわかる腹筋ローラーのやり方
腹筋ローラーを両手で持ち、膝を床につけた状態から始めます。
まずは上体がぶれない位置で腹筋ローラーを固定し、おへそ側を覗くような感じでお腹を丸めます。
次に、その体制から反動をつけず、ゆっくりとローラーを前に転がしましょう。
この時、腹筋がしっかりと伸びている感覚を意識しながら行うことがポイントです。
自分の限界の位置まで伸ばすことができたら、ローラーで顔などを攻撃しないように注意しながら横に倒れます。
腹筋ローラーは無理をしてしまうとケガをしてしまうことがあるので、感覚がつかめるまでは少し緩めに行うことをおすすめします。
1回3セットを基本にして、少しずつ回数を増やしていくと無理なく続けることができるでしょう。