睡眠は筋肉を育てる大切なこと
睡眠と筋肉には深い関係がある
睡眠と筋肉の間には深い関係があります。
そのため、筋トレなどを行う時には、トレーニングの内容だけでなく睡眠にも気を遣うことが大切です。
睡眠と筋肉の関係に関する知識を深めるためには、睡眠の役割を理解しましょう。
睡眠には主に3つの役割がありますが、1つ目は身体の修復機能です。
筋トレで負荷をかけた筋肉が修復される最も重要なタイミングは睡眠中です。
睡眠中には筋肉の強化や回復を促進させる成長ホルモンの分泌量が増えますし、同様に筋肥大を促進させるアナボリックホルモンの分泌も促進されます。
この情報だけでも、睡眠が筋肉にとって大切なことがよくわかりますよね。
2つ目は、コンディションの維持機能です。
健康的に身体を鍛えるためには、コンディションの維持は欠かせません。
睡眠が不足すると、自律神経が乱れやすくなってしまい、免疫力が低下するリスクが高まってしまいます。
体調が悪いとトレーニングの効率も落ちてしまうので、しっかりと睡眠時間を確保することがポイントです。
そして3つ目は、脳の疲労回復機能です。
睡眠不足によって脳の回復が間に合わないと、運動パフォーマンスにも影響が出るようになってしまいます。
思ったように身体が動かないという時は、睡眠不足によって身体の司令塔である脳が疲弊している可能性を疑いましょう。
睡眠の質を高めるために心掛けたいこと
睡眠の質を上げるために心掛けたいことは4つあります。
1つ目は、規則正しい睡眠習慣をつくることです。
睡眠は、就寝する時間と起床する時間を一定にすることで質がアップします。
難しい場合は、就寝時間か起床時間の片方だけでも良いので同じ時間になるように意識してみてください。
2つ目は入浴で、睡眠前に入浴をすることで、入眠がスムーズになり睡眠の質を高めることができます。
入浴のタイミングは就寝時間の1時間30分前がおすすめです。
3つ目は、睡眠環境を整えることです。
室温や部屋の明るさを整えることも、睡眠の質アップにつながります。
睡眠に最適な室温は15度から19度と言われており、暑すぎても寒すぎても身体に負担をかけてしまうので、エアコンの設定温度には注意が必要です。
また、寝返りがしっかりと打てるように睡眠スペースはしっかりと確保することをおすすめします。
そして4つ目は、お昼寝の活用です。
昼間眠気を感じたら、短時間のお昼寝を取ることをおすすめします。
ただし、長時間寝てしまうと夜眠れなくなってしまい、かえって睡眠の質を下げてしまうので、10分から15分程度におさめるようにしましょう。
仕事の休憩中などでしっかり眠れない状況の際は、静かに目を閉じているだけでも効果があるので試してみてください。