バイクのタイプと乗車姿勢
乗車姿勢はとても大事です。バイクによって乗車姿勢は違いますし、疲労感も異なってきます。
バイクによって最適に走れるように乗車姿勢をメーカーは時間をかけて設定・開発しています。
それぞれのバイクタイプと乗車姿勢について解説します。
スーパースポーツ
サーキットを速く走るために開発されているので、上半身は大きく前傾し、下半身は膝を曲げてコンパクトな姿勢になっています。
そのため、長時間走行していると首や手首を痛めやすくなります。特に体の大きな人は厳しいでしょう。
ネイキッド・ツアラー
スポーツ走行と長時間走行の両立を考えて、スーパースポーツに比べると乗車姿勢は余裕があります。
上半身は軽く前傾し、下半身も膝はゆるく曲げる乗車姿勢です。バイクの中でも受け入れられやすい乗車姿勢になっています。
クルーザー
シートは大きくて柔らかいので、長時間・長距離走行に向いていると思いきや、意外にそうではありません。
乗車姿勢が直立かそった姿勢が多いため、上半身の体重がお尻にかかるので、腰痛や尻痛になりやすいバイクです。
せっかく憧れのバイクに乗れたのに
僕がバイクのために筋トレを始めた理由が、バイクタイプと乗車姿勢を考えずに乗ってしまったためです。
スーパースポーツに憧れて買い替えましたが、ロングツーリングでへばってしまい、一時期そのスポーツバイクがきらいになったことがあります。
結局購入してわずか2カ月という最速で、バイクワンでバイクを売ってしまいました。その時のスポーツバイクが強化買取車種になっていたからです。
ちゃんと筋トレしておけばスポーツバイクも楽しめたのにと後悔しています。